ピノ・ノワールクローン
ア メリカで栽培されるピノ・ノワールのクローンは1850-60年代にフランスから持ち込まれたとされています。ディア バーグでは、現在最もカリフォルニアで優良とされるデイジョン クローン(667,777,115,2A)やその品質が世界的にも認められた伝統的なMT.エデン、スワン、カレラ、マルティーニ等のクローンを細かくブ ロックに分けて栽培。それぞれのクローンはそれぞれ個性を持ち、個々の特徴をワインへ描き出します。異なったクローンはハーモニーを産み出し、ダイナミッ クで完成度の高いワインを産み出しています。
ディアバーグでは様々なクローンを用いることでカリフォルニアの特徴であるリッチでパワフルな表現豊かな果実味と伝統的なクローンがもたらすバランス感と複雑さを持ったワインを産み出すことが可能となりました。
●主なクローン
1.ディジョンクローン(栽培面積30%):クローン番号: 667 ,777,115
モダンスタイルなピノノワールで、このクローンがカリフォルニアピノを有名にさせたと言われています。
2.ヘリテージクローン(栽培面積70%)
ピ ノ産地の最高峰として知られるブルゴーニュの著名な畑のクローンと同じ系統で、カリフォルニアにブドウの枝が持ち込まれたとして伝えられていま す。良く知られているものでDomaine de Romanee Conti, Corton Charlemagne, Domaine Dujac、Vogüéがこれらのクローンの出所とされています。
これらのクローン達はワインに複雑さ、エレガンス、酸、美しいアロマ香を与え、そして最も重要なテロワールを表現してくれます。